神奈川県平和委員会

核も基地もない神奈川を

第51回神奈川自治体学校 平和・基地分科会「基地をめぐる情勢と今後のたたかい」

51回神奈川自治体学校

平和・基地分科会「基地をめぐる情勢と今後のたたかい」

1112日(日)13:30~16:30
横浜市健康福祉総合センター(JR桜木町駅下車1分)
*参加費 1000円 (午後の分科会のみは700円)
*会議室での飲食はできません。昼食は周辺の飲食店を利用してください。

報告1「横須賀の米空母母港化50周年
~基地をめぐる情勢と今後の運動ついて~」
講 師 新倉 泰雄 さん
(原子力空母の母港化を阻止する三浦半島連絡会事務局長) 

 横須賀は2023年で空母母港化50周年を迎えます。当初、外務省は「空母ミッドウェ-が横須賀基地に家族と居住させる期間はおおむね3年」という見解でした。20089月には原子力空母ジョージ・ワシントンの母港となりました。原子力空母は「動く原発」と言われ、さまざまな危険があります。岸田内閣は「安保3文書」を閣議決定し、「アメリカとともに戦争できる国」にむけて、横須賀の米海軍基地と自衛隊基地は、ますます危険な役割を担っています。基地をめぐる最新の情勢、それを阻止する運動について報告します。

報告2「ノース・ドックへの米揚陸艇部隊配備問題と自衛隊の強靱化計画について」

報告 田中 優行 氏
(横浜平和委員会常任理事・県平和委員会基地対策委員) 

みなとみらいの対岸、瑞穂ふ頭「ノース・ドック」があります。「ノース・ドック(ノースピア)」は、終戦後「連合国」によって、横浜港の大さん橋、新港ふ頭、瑞穂ふ頭等すべて接収され、アメリカ統治後「瑞穂ふ頭」以外は返還されました。アメリカの世界戦略の中、朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争等々、ノース・ドックは『軍事車両等の物資の中継基地』として、いまも使われています。 その上、「対中戦略」の南西諸島への「物資(武器・弾薬・燃料・食料、水)を運ぶ」後方支援部隊、「揚陸艇部隊」を新設しました。『平和・観光都市』を掲げ、「ノース・ドック」の早期返還を掲げる横浜市はどうするのか。自衛隊の基地強靭化計画も、「敵」からの攻撃に耐えるシェルター等を作るもので、基地のある住民や国民は蚊帳の外。これは平和でなく、有事です。ノースドック問題と自衛隊強靭化計画をめぐる情勢と問題点、そして今後の運動について報告します。

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