神奈川県平和委員会

核も基地もない神奈川を

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ご挨拶

2025年も 平和の鐘を鳴らしましょう

1月4日、新しい年の幕開けに厚木基地フィールド&学習会を行い、参加した23人は横断幕を掲げて「欠陥機オスプレイは日本、神奈川の空を飛ぶな。厚木基地のオスプレイの拠点化は許さない」の声をあげました。

いま、日本の平和が危ないと思いませんか。石破首相は基地を強化し軍事費を拡大し、敵基地攻撃能力を持ってアメリカと一緒に戦争の道へ、イケイケどんどんと前のめりです。

 

日本国憲法前文は「われらは、全世界の国民が等しく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」、9条は「国権の発動たる戦争と武力による威嚇または行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と高らかに歌っています。

いま、憲法が輝く時です。活かす時です。国民は戦争を望んでいません。軍事対軍事は、戦争への準備に外なりません。

ロシアのウクライナ侵略、イスラエルのガサでのジェノサイド・皆殺し攻撃は戦争・軍事のひどさ、むごさを、思い知らせています。

ロシアはウクライナから撤退を、イスラエルはジェノサイドを直ちに止めなさい、これが世界の声です。

核兵器廃絶を一貫して訴え、取り組んできた日本原水爆被害者団体協議会(日

本被団協)がノーベル平和賞を受賞しました。被爆80年を迎え、政府が核抑止政策に固執することなく、核兵器のない世界に向けて核兵器禁止条約への参加こそ求められています。

憲法の立場で、戦争のない、平和な世界の実現を発信していく時です。

国民の命と安全を守ることが、真の安全保障です。大軍拡でなく、国民の暮らしと福祉の充実を、世界と日本の平和を私たちは訴えています。

2025年を憲法が輝く年にしたいですね。平和の鐘を鳴らし続けていきましょう。

 

 

024年1月28日(日)午後2時から、神奈川県平和委員会、新春平和学校 金平講演

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