Page 145
ご挨拶
ご挨拶
2024年 平和の鐘を鳴らしましょう
1月4日、新しい年の幕開けに新春の厚木基地フィールド&学習会を行い、参加した22人は横断幕を掲げて「欠陥機オスプレイは日本、神奈川の空を飛ぶな。厚木基地のオスプレイの拠点化は許さない」の声をあげました。
いま、日本の平和が危ないと思いませんか。一昨年閣議決定をした安保3文書は、敵基地攻撃能力を持ってアメリカと一緒に戦争の道へ、イケイケどんどんと前のめりです。
岸田首相は、1月4日の年頭記者会見で「憲法改正の実現に向けた最大限の取り組みも必要」「任期中の改憲を実現したい」と発言しました。
日本国憲法前文は「われらは、全世界の国民が等しく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」、9条は「国権の発動たる戦争と武力による威嚇または行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と高らかに歌っています。
いま、改憲ではなく憲法が輝く時です。活かす時です。ロシアのウクライナ侵略、イスラエルとハマスの戦闘、イスラエルのガサでのジェノサイド・皆殺し攻撃は戦争のひどさ、むごさを、思い知らせています。戦争はさせてはならない、一刻も早く停戦を、これが世界の声です。
日本政府は憲法の立場で、戦争のない、平和な世界の実現を発信していく時です。
国民の命と安全を守ることが、真の安全保障です。大軍拡でなく、国民の暮らしと福祉の充実を、能登半島地震の救援と復興を、世界と日本の平和を私たちは訴えています。
2024年を憲法が輝く年にしたいですね。平和の鐘を鳴らし続けていきましょう。