神奈川県平和委員会

核も基地もない神奈川を

第57回定期大会 来年6月神奈川で行う全国大会を飛躍のチャンスとしよう

第57回定期大会

来年6月神奈川で行う全国大会を飛躍のチャンスとしよう

 

10月11日、相模原市民会館で第57回定期大会と記念講演を行いました。定期大会には、日本平和委員会千坂純事務局長を始め4人の来賓、神奈川労連など4団体からメッセージ、代議員・役員・評議員など63人の参加で行われました。菊谷理事長挨拶で始まり、来賓4人が挨拶し、メッセージの紹介の後、方針や予算が提起されました。各地域平和委員会の活動が発言され、昼食休憩。休憩中に仲間ふやしの表彰を行いました。その後、3分散会に別れ、全員が発言しました。全体会で分散会報告のあと、方針、予算共に全員一致で採決されました。役員も新しく決定しました。大会アピールを採択し、丸代表委員が大会は成功裏に終わり、来年6月に神奈川で行う日本平和委員会の全国大会を機会に大きく飛躍しようと挨拶しました。

大会終了後、日本平和委員会の川田忠明常任理事の記念講演があり、地元相模原から参加者があり、80人以上の方が講演を聞きました。

講演終了後、日本平和委員会の千坂事務局長と川田常任理事と一緒に25人で和やかに交流会を行いました。

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10月11日、相模原市民会館で菊谷理事長が定期大会の挨拶
定期大会後、川田忠明日本平和委員会常任理事が記念講演
定期大会後、川田忠明日本平和委員会常任理事が記念講演

 

 

大会アピール

 

第57回定期大会が成功裏に終わったことを確認しあいたいと思います。

神奈川県平和委員会は結成62年目を迎え、会員も1400人を超え、最高の峰を更新しています。

私たちは、昨年の大会で「日本が戦争する国になっていくのか、憲法に基づく平和な日本にしていくのかの重要な分岐点」と指摘しました。この間、安倍政権は憲法違反の戦争法を国会で与党多数を持って強行成立させました。

自衛隊が世界中で展開しているアメリカ軍の手足となることを法律で決めました。また防衛装備庁を設置して、武器の研究開発や発注や輸出などを一括管理し、軍需産業に貢献する仕組みを作り上げました。

辺野古新基地や東村高江のヘリパット基地の強行建設、原発再稼動、国益を損なうTPP交渉など、安倍政権の危険性を一層明確にしています。

安倍政権の憲法を無視し、国民の声を聞かないファッショ的な姿勢に、今まで組織されていなかった若者やママなど多くの国民が立ち上がりました。

「民主主義ってなんだ!」「これだ!」のコールの通り、憲法に基づく70年の戦後の歴史が、民主主義を根付かせています。

闘いの中で、「野党はがんばれ!」の声が湧き起こり、考え方の違う野党が最後まで一緒になって戦争法案に反対し、可決後には戦争法廃止をめざす国民連合政府の構想が日本共産党より出されました。

私たちの闘いが情勢に変化を与えていることに、大いに確信を持ちましょう。

9月19日未明の自公による強行成立への怒りを持ち続け、戦争法廃止にむけて大きく広がった共同闘争を継続しましょう。

戦争法に基づく具体的な動きに反対し、国政選挙では戦争法の廃止をめざし自公政治の転換をはかりましょう。

私たちは、「核も基地もない神奈川」を実現するため、来年の日本平和委員会の全国大会を神奈川で行うことを機会に、会員も運動もさらに高い水準をめざします。

私たちのスローガン「闘いのあるところに平和委員会の旗」を掲げて仲間の一層の活躍を呼びかけます。

 

2015年10月11日

神奈川県平和委員会第57回定期大会

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